キーマップ練習 其の一

片手入力の紹介のところでも見せましたキーマップについてもう少し解説していきますね。

キーマップの写真
上の段が1打目、下の段が2打目となっています。私は右利きなので便宜上右で説明しますが、左利きの方はホームポジションを右に1個ずらして「SDFG」をホームポジションとして下さい。 これを見ながらでもすぐに打てますので、ちょっとやってみましょう。 画像は、右クリックで「名前をつけて画像を保存」を選んでJPGで保存しておいてください。
まず、簡単に、あ行から打っていきますと「JJ=あ、JK=い、JL=う、JI=え、JO=お」になります。
続いて、か行は「KJ=か、KK=き、KL=く、KI=け、KO=こ」です。
とりあえず、「あ行、か行、さ行、た行、な行、は行、ま行、ら行、わ行、ん」と打ってみて下さい。 どうでしょうか? 意外と簡単に打ててしまいましたか?
「や行」がありませんね。や行は、「J(あ)」から打ちます。「J@=や、J:=ゆ、J\=よ」です。 ここだけは、最後の最後までとことん悩みました。 でも、統計データや打ちやすさを検討した結果ここに決まりました。
濁音、半濁音は、先にO、Pのキーを打ちます。 「OKJ=が、OKK=ぎ、OKL=ぐ、OKI=げ、OKO=ご」 「PUJ=ぱ、PUK=ぴ、PUL=ぷ、PUI=ぺ、PUO=ぽ」 他も試してみて下さい。
あとは、単体で「っ」、「、」、「。」、「ん」、「ー」ぐらいですね。
ここまでが基本になります。 練習方法の方に練習用ファイルを用意しますので、きちんと練習したい方はそちらを参照して下さい。
続いて高速入力にも対応した基本編 其の二へおすすみ下さい。

キーマップ練習 其の二

前回までは基本中の基本でした。とりあえず、基本編 其の一だけでも打てるようにはなります。 しかし、その程度では(わざわざ片手入力なんて導入する必要ないな。両手で打った方が速いし。)と思われるかもしれませんね。 789-6型は、両手打ち以上に速く打てる事を目指して作られました。 では、前回同様、キーマップを参照しながら見ていきましょう。

キーマップの写真
(尚、図では分かりやすく、。・となっております。実際には,./となるのではないでしょうか?気にせずそのまま進んでください。) 今回は、下段のキー「M、。・;」と「YHN」を使います。 日本語は、単体で「ん」を使う事はなく、必ず他の文字とくっついて発音されますので、下段にくっつけてあります。 「JMJ、J。J・J;」と打つと「あんいんうんえんおん」と画面に出ましたか? 「簡単」と打ちたい場合は「KMIM」ですね。 他にも試してみてください。「参観=LMKM」「新刊=L、KM」などなど。 濁音、半濁音は先にO、Pを打ちます。「玄関=OK・KM」「権限=K・OK・」などなど。 続いて「YHN」のキーを使います。「きゃん=KY、きゅう=KH、きょう=KN」ですね。 濁音にする場合は「ぎゃん=OKY、ぎゅう=OKH、ぎょう=OKN」です。 「やん=JY、ゆう=JH、よう=JN」となっております。 どうでしょうか? ここまで打てるようになると、かなり速く打てます。 次は、いよいよ789型の名前の由来となりました最上段のキーを使います。

キーマップ練習 其の三

前回、前々回とやってきましたが、今回は片手入力789型の由来となりました最上段の「U、7、8、9、P」を使います。

キーマップの写真
前回同様キーマップを見ながらやっていきましょう。 要領としては前回と同じで、2打目に最上段のキーを打つだけです。「公開=KPKU」「傾向=K9KP」ですね。 これで、前回との組み合わせで「計算=K9LM」「解散=KULM」といった感じで4回で打てるようになりました。 これに慣れると、かなり少ないキーで打てる事が分かります。 もう一つ、8のキーに注目してください。こちらは、小文字と記号のキーです。 先に押して、小文字「ぁ、ぃ、ぅ、ぇ、ぉ、ゎ、ゃ、ゅ、ょ、ヵ、ヶ」などが打てます。 「ふぁ、ふぃ、ふぇ、ふぉ」は特別に8のキーを使って「8UJ、8UK、8UI、8UO」で出るようにしてあります。「ヴァ」は「O8UJ」です。 記号については特になくても困らなかったので何も設定していません。 必要になった時に随時、付け足していくというスタンスで構わないと思います。 ただし、「・」と「?」については、それぞれ濁点扱いにして「O.」「O/」で出るようになっています。 ここまで打てるようになると普通にブログやチャット、メールなどで使う分には十分速く打てます。 最初は上手く打てなくて混乱するかもしれませんが、なるべく速く打とうとせずに、ゆっくり一文字ずつ、丁寧に覚えていった方が後で楽です。 次はおまけといってもいいのですが、応用編になります。

キーマップ練習 応用編

基本編だけで十分なのですが、今回はホームポジションの小指「;」を使います。
キーマップの写真

前回同様キーマップを見ながらやっていきましょう。
小指「;」左手の方は「S」に「○く、○つ」とありますね。 これは、今までの応用で「卓越」などと打ちたい場合「;IJ;J/」と打ちます。 「濁音」は「O;IJJ;」と先に「O、P」を打つようにしました。 ガンダム好きな方は「ザク」と打ってみて下さい。「O;LJ」ですね。 「○つ」は下段を使うようにしました。「カツ丼」は「;KMOI;」です。 YHNにはそれぞれ「やく、ゆく、よく」を割り当ててあります。 「活躍」ならば「;KM;JY」で出ます。 しかし、これはあまり覚えなくてもいいかもしれません。将来的にかなり役立ちそうなので、ここに配置しました。 ただし、慣れないうちはそれほどメリットも感じられないので、基本編の三つを先に重点的に練習した方がいいでしょう。 それから、個人でカスタマイズしても面白いかもしれませんね。 個人的には、「;II=です。」とか「;JJ=ありました。」などにした方がいいのではないか?と思います。 以上でキーマップを使った練習を終わりにしたいと思います。 これだけで十分片手で打つ事が可能です。 しかし、もっと速くなりたい方は練習ファイルを用意してありますのでそちらを参照してください。

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